卒業生インタビュー

大阪校・総合科 2002年3月卒業

宮園 洋子

就職先:株式会社ワールド ベルスクローゼット
職種:デザイナー

※宮園さんの活躍はこちらのテレビ番組でも紹介されました。

『フランスを変えた男』
http://www.tv-osaka.co.jp/tokubetu/esmod/movie/index2.html


現在のお仕事の内容について

入社後、インテレクションに配属されました。私の入社時以前は新卒の採用がなかったワールドですが、配属のブランドではすぐにデザインする機会をもらうことができました。
春夏・秋冬で各2回、それ以外にも2、3週間に1回はデザイン出しをします。1回のデザイン出しに20〜30枚のデザイン画を出します。ブランドのデザイナーがデザイン画を出した中からチーフデザイナーが採用かどうかを決めていきます。
服を作る行程が全て分業化され、ひとつのデザイン画から商品になるまで何人もの人の手を通してやっと出来上がります。チームワークの難しさを感じることも多いです。
入社5年で、新ブランド「ベルスクローゼット」へ配属となり約1年の準備期間を経て今年の10月にデビューとなりました。現在、百貨店への出店に向け動き始めました。
様々な提案を受け入れてもらえる環境が気に入っています。会社からの制限はあまりなく良いものはどんどん受け入れてくれます。そんな思い入れのあるデザインが製品になった時は嬉しいものです。
新しいブランドで自分自身の新しいチャレンジはニットです。現在、チーフデザイナーと2人でデザインをしています。それ以外の全ての業務を任されることになり、大変ですがやりがいも感じています。
年に1、2回は海外出張があります。土・日曜日はお休みですが、家でもデザイン出しをすることもあります。買い物を兼ねてリサーチに出かけることも多いです。

プロの目線からデザイナーに必要な知識や技術について

デザイナーを目指す方にとって「自分に才能があるか?」が心配なところだと思います。しかし実際に仕事をして思うことは、才能よりも努力、コツコツと続ける力が第1条件だと思います。また、自分のやりたいことがはっきりとイメージできる力、やりたいことを通せる意志の強さも必要なことです。
デザイナーとしてデザイン画でパタンナーに商品のイメージを明確に伝えるのが義務。的確に伝えるためにもデザイン画は上手な方が良いので、デザイナーを目指す方はどんどん練習して下さいね。

改めて分かったエスモードの良さ

「誰に何を伝えたいか」は、学生時代何度もプレゼンテーションで先生に聞かれた質問。当時はうまく答えることができず、プレゼンテーションの前はとても緊張しました。でも、今思えば先生の質問はプロの質問そのもの。学生を相手に、プロの目線で質問してくれたエスモードの先生は先生というより上司みたいな存在でした。学生にも本気でぶつかってくれた先生の質問の意味が今になってよく分かり本当に感謝しています。
「今すでにあるものはもう古い」新しい物を追求していく姿勢を教えてもらったことが今とても役に立っています。
またファッションをクリエーションとしてだけでなくビジネスとしてとらえるスタンスは売り上げを求められる今、エスモードで学んでよかったと思うひとつです。
産地見学などで素材を作っている現場の人とふれあう機会がたくさんあり、ファッションビジネスの全体像をイメージできたことも、ブランドの業務を任される今になって大変役立っています。
ワールドで活躍しているエスモードの卒業生は皆「忍耐強い」と思います。プロとして必要な社会人としてのマナー、忍耐強さを教えてもらえたのもエスモードだったからです。

学校選びについて

エスモード以外にも関西にある服飾の専門学校3校の見学に行きました。在校生の作品レベルの高さ、ファッションの仕事を目指し学ぶ意識の高さが他校と比べて魅力に感じたところです。夏期講習でフランス人の先生からデザイン画の基礎を教わり、フランス人の先生から直接指導してもらえることも決め手になりました。

エスモードの思い出

OPE(産学協同プロジェクト)です。自分のデザインした服を買ってもらい、着てもらえる。物作りの楽しさをあらためて実感しました。個性の強い仲間がなかなかまとまらず苦労したことも、今となってはいい思い出です。

これから進学を考える人へのアドバイス

とことん、自分で納得できるまで学校見学へ行ったり在校生の話を聞いたりすることが大切です。プロになり6年経つ今でも、エスモードを選んで正解だったと思っています。

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