ALMUNI
活躍する卒業生

伊藤 聡美

SATOMI ITO
伊藤 聡美

2007年 ファッションクリエイティブ学部 総合学科入学
衣装デザイナー
羽生結弦選手をはじめ、五輪代表の国内外のスケーターや体操・新体操の衣装を手掛けている。

エスモードを選んだ理由は?
通っていた高校に服飾課があって、そのまま服飾の専門学校に行きたいなと思いました。 高校の卒業生でエスモードに通っている先輩がいて、「伊藤さんにはエスモードが合っていると思う」と勧められたんです。エスモードも見学に行きましたし、他校にも足を運びました。 決め手は卒業コレクションです。卒コレは学校のテイストが出ると思います。エスモードはスタイリッシュでカッコ良くて、魅力的でした。
元々フィギュアスケートの衣装デザイナーを目指していたのですか?
いいえ全く。将来はモードの世界に行きたいと思っていました。 ただ、当時からフィギュアスケートは見ていました。最初の授業の自己紹介で「趣味はフィギュアスケート観戦」と言ったのを覚えています。 授業が終わった後、バズーカと課題を持って試合を見に遠征してましたね。 まさか自分がスケートの衣装をやるとは思ってもいなかったです。
エスモードで学んだ事は今も生かされていますか?
そうですね。デザイン画とコンセプトメイキングはエスモードで学びました。 顔や雰囲気をなるべく似せてデザイン画を描いているのですが、選手やコーチからはよくイメージしやすいと言われます。 エスモードはコンセプトやヴィジュアルメイキングを大事にしますが、今の仕事でも生かされていると感じます。振付師さんや選手の意見を聞いて、与えられた条件の中で自分なりのコンセプトを衣装に落とし込んでいます。
エスモード卒業から現在のお仕事に就くまでの道のりを教えてください。
厳密にいうと卒業はしていないのですが、在学2年生の時に神戸ファッションコンテスト2008に受賞し、エスモード3年目には進まずイギリスのノッティンガム芸術大学に1年半程留学しました。 イギリスにいる時に将来の事を考えるようになり、好きだったフィギュアスケートの衣装に携わりたいと思ったんです。 帰国後はダンスウェアの会社に4年勤め、独立をして現在3年目です。
将来スケートの衣装を携わりたいと思っている方にメッセージ
高校生の方から「将来スケートの衣装に携わりたいけど、服飾の学校に行った方が良いですか?」という質問が沢山来ます。 強く願っているのであれば答えはYESです。「衣装」というカテゴリではあるものの、衣服の基本的なパターンや縫製は学ぶべきだと思いますし、色んな事を吸収すべきです。 ただ、根本的に「物作り」が好きでないと続かない職業でもあります。どうして「スケートの衣装」を作りたいのか、じっくり考えて選択してほしいです。 全てがうまく行くとは限りません。私は途中で諦めようかと思うこともありましたが、辞めなかったのは物を作る事が好きだったからです。 将来や学校選びは非常に大事だと思います。学校見学やセミナーに参加してじっくり考えてほしいです。