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カルチャーウィーク「産地見学」

2012年10月27日

9月28日エスモード大阪校では、カルチャーウィークを利用し、兵庫県西脇市に播州織り産地見学に行ってきました。

 

 

[カルチャーウィークとは]

定期的に設定されているカルチャーウィークは、製作活動に行かせる文化や芸術などに触れ、完成を養う期間の事で、

学生同士作品を見せ合ったり、美術館に行ったり、工場見学に行ったり、毎回違ったプログラムで、構成されています。

 

 

西脇市は歴史ある播州織りの産地です。

普段見る事の出来ない染糸工場や、製糸工場、織物整理工場に見学に行き、

実際に現場で働く方の現場の生の声を聞かせて頂きました。

 

西脇市は兵庫県の真ん中にあり、とても自然の多い地域です。中心地から車で2時間ほどのところです。

西脇市のの中心には加古川が流れ、昔、水運で栄えたため、繊維工場が集中したそうです。

 

 

学生は普段カリキュラムで素材に関して学んでいます。

普段教室で、口頭でしか学んでこなかった学生ですが、今回素材学の教師も同行し、解説付きの見学だったので、

実際現場を見ることでイメージしやすく、一層理解が深まったことと思います。

 

以上の写真は染糸工場の写真です。

染糸にはたくさんの手法があります。

糸の特徴を生かした染色方法を解説して頂き、より糸への見方も変わってきました。

染色に使用される染料は、人の手では計量できないほど細かい数値で計るため、実際の現場では、すべて機械が行っています。

少しの数値の違いで色はまったく変わってくるそうで、熟練の技を感じました。

 

また、いろいろな色の注文があるため、常に色味の研究は工場内の研究所で行われているそうです。

 

 

以上の写真は製糸工場の写真です。

常に機織り機が動き、次から次へと生地を生産していました。

 

 

以上の写真は整理工場の写真です。

染糸、製糸で作られた生地がここに集められ、加工、チェックが行われています。

広い敷地内に多くの機材が並び、最終行程では、一般的に生地屋で見られる反物が箱詰めされます。

 

 

卒業生のアトリエ訪問に行きました。

ショップ「The nuno」

播州織りを取り扱う生地屋で、一緒にブラウスや、ストールなども販売しています。

 

公式HPはこちら→http://www.umekichi-tmo.jp/thenuno/

掲載記事はこちら→http://shimada-seishoku.com/blog/?p=948

 

製品一つひとつを見ても、製作段階からとてもこだわりのあることが伝わってきます。

卒業生、一緒に商品を作っていらっしゃる方にいろいろお話を聞かせて頂きましたが、物作りに対してとても芯の通った考え方をお持ちの方で、

今後物作りをしていく学生にとって、学校では学べない強い言葉を聞けたかと思います。

印象的な言葉として、「とにかく諦めないでやること」

慣れない西脇に来て、播州織りに挑戦され、きっと壁にぶち当たったこともあったでしょう。

その方々の言葉である分、心に響いたのではないでしょうか。

 

是非、お近くに来られた際には、お立ちよりください。

 

 

こちらは同じく卒業生のアトリエ&ショップです。

ブランド「tamaki niime」

 

播州織りで、主にストールを取り扱っています。

アイテムの展開として、ブラウスやパンツも製作している段階とのこと。

 

公式HPはこちら→http://niime.jp/

掲載サイトはこちら→http://blog.struct.biz/?cat=161


デザイナーの玉木氏は大阪校でファッションを学び、一般企業にパタンナーとして就職されたそうです。

在学中から、素材にこだわった製作をされ、「素材や、パターンによって着心地が変わる」として、

着る人の着心地を作品の評価として、作ってこられたそうです。

 

西脇に来たのも、その手に取った人のためだけの、製品が作りたいと、

オーダーメイドと既成服の中間のような物が作りたいという思いから、飛び込んだそうです。

 

製作現場を見せて頂き、手法のこだわりをお話して頂くと、なぜ西脇を選んでこの地で播州織りを取り扱おうとしたのか、

播州織りの魅力とtamaki niimeブランドの魅力がひしひしと伝わってきました。

tamaki niimeブランドにはたくさんのファンがいらっしゃいます。

きっとデザイナーや製作者の熱い思いと、製作への強い信念が商品から伝わってくるのだと、今回のこの見学とインタビューで感じました。

 

西脇にアトリエ&ショップがありますが、百貨店や、セレクトショップでも限られた店舗/期間ですが、取り扱っていることもあります。

是非、このタグを見たときは、手にとって体感して下さい。

 

 

今回参加した在校生は「勉強になった」「楽しかった」と口を揃えて言っていました。

次回も楽しく、学べるイベントを企画しています。

今回の産地見学は、来年度入学の方も参加されました。

是非、ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

さらに詳細はコチラでもご覧頂けます。→  https://www.facebook.com/ESMODJAPON